10年後、100年後、人類は地球を中心に、月や火星との間を、
今から想像できないくらい自由に行き来していると思われる。
でもそれはきっと、地球を中心に考えた地球人としての考え方。
仮に、10年後、100年後、人類が、地球人の枠を超え、
月や火星も中心に考えながら、地球との間を行き来をするという、
宇宙人としての考え方も持つことができたなら、
我々はきっと今よりもっと多くの課題を解決し、
より快適で幸せに暮らせるはずだ。
自然の究極系である宇宙をみんなが深く知ることで、
子どもの発想は大きくなり、大人の判断はより賢明になる。
100年後の人類の未来のために、
我々はまず、地球で体験できる、宇宙へ行く。
一般社団法人宙ツーリズム推進協議会は、空(SKY)・スペース(SPACE)・宇宙(UNIVERSE)に関わる全国のさまざまな施設や団体、そして宙ツーリズム®に関わる旅行会社をはじめ関連団体・企業が幅広く参加する官民学連携の非営利団体です。
当協議会は、空・スペース・宇宙の多岐にわたる魅力の総称を「宙(そら)」と捉え、「宙」のもつリソースをさらに際立たせ、「宙」× 「旅」がたくさんの人たちの「幸」/「癒し」/「夢」となることを目指し「宙ツーリズム®」を推進していきます。
遠く宇宙(UNIVERSE)に輝く星の美しさや宇宙の謎の解明に、私たちは心惹かれます。そして私たちはいま宇宙空間(SPACE)にロケットで飛び出そうとしています。さらに、荘厳な日の出“ご来光”や哀愁のある夕焼け、神秘的な雲海やオーロラは、空(SKY)を彩り、私たちに癒しや希望を与えてくれます。
このような星空や宇宙空間、空の多岐にわたる魅力の総称を「宙(そら)」と捉えました。
究極的には「宇宙へ行く」事を目指す宙ツーリズム®ですが、まずはその前段階としての様々な勉強旅行や体験学習も応援します。既に日本全国で高校生や大学生がチームとなり、遙か宇宙への夢を実現する為に、様々な取り組みを行っています。これらの共同実験や生徒/学生によるプロジェクトなども紹介し、皆さんにもご参加・ご見学行けるような情報発信をしていきます。
私たちは皆、宇宙の子。星と兄弟とも言えるでしょう。宇宙に行った際には、故郷を訪ねるような懐かしい感じがしました。そんな『宇宙』や『空』を、もっと多くの方が身近に体験できるよう、関係者の皆様と連携しながら、各地域の『宙ツーリズム®』の観光資源を有機的に結びつけていきたいと考えています。将来的には、宇宙旅行時代を見据え、地球と宇宙との文化の架け橋になることを期待しています。
みなさんは、つらい時や悲しい時に夜空を見上げたいと思ったことはありませんか? 星空を見て気持ちが救われたことが何度も私にはあります。その一方、家族や親しい仲間と一緒に満天の星空を見上げて、とても幸せな気持ちを味わえたことも多々あります。
一人で対峙して自分の過去や未来と語り合う時間も、多くの人たちと共感しあう瞬間も、満天の星空ほどかけがえのない存在はありません。日常を離れ、「アストロツーリズム」に参加して自分自身や他者と対話する素敵な「星空体験」の輪を拡げませんか?
一方、「地球の外に出て宇宙空間を自由に飛び回りたい」という人間の欲求は、およそ38億年前、地球で生命が誕生し、最初は海にいた生物が陸上を目指し、陸上に進出した生物が空を目指したように、もしかしたら、私たち人間のDNAに受け継がれた地球上の生命固有の本質的な欲求なのかもしれません。いよいよ誰でもが宇宙に行ける時代が近づいています。星空、スペース(宇宙空間)そして空を見上げて、未来の夢に想いを託しましょう。
一般社団法人宙ツーリズム推進協議会の活動目的
空や星・宇宙の多岐にわたる観光資源の総称を「宙(そら)」と捉え、この「宙」のもつ価値をさらに際立たせ、全国の地域社会に対して、関連自治体や団体のネットワークを構築し、「宙ツーリズム」事業を行い、より多くの人が幸/癒しを得られる機会を創出することを目的とする。
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