宙フェス2020日本橋 出店レポート
11月7日(土)、8日(日)に東京・日本橋の福徳の森で宙フェスが開催されました。宙フェスは、星や宇宙柄のハンドメイドアクセサリー&雑貨やワークショップ、トークステージ天体観望会(スターパーティ)など、様々なスタイルの星や宇宙の楽しみが一堂に集まるイベントです。
毎年、京都嵐山で毎年秋に開催され、昨年から東京でも開催されています。今年はコロナウイルス感染症の影響により京都での開催は中止、東京開催のみとなりました。これまでと異なり事前予約制、来場者数制限を設けるなど感染症対策をとりながらの開催ではありましたが、両日とも満員になるほど賑わいを見せました。(一社)宙ツーリズム推進協議会は、昨年に引き続き宙を盛り上げる一員として出店しました。
宙ツーリズムブースでは、宙ツーリズムの告知・PRを目的にオリジナル宙ツーリズムグッズやフライヤー、さらに、星取スターナイトのチラシの配布を行いました。星取スターナイトのチラシには美しい鳥取砂丘から見える星空の風景写真が使われていたこともあり、多くの方が足を止めてくださいました。鳥取砂丘に行ったことがないけれど一度は行ってみたいという人が多くいらっしゃり、今回の星取スターナイトにも興味を持っていただきました。
去年に引き続き、宙ツーリズム推進協議会代表の縣秀彦の著書「日本の星空ツーリズム」や天体望遠鏡キットも販売。実際に望遠鏡を覗いた来場者からは予想以上に綺麗に見えることに驚かれていました。
宙ツーリズムブース以外にも、宙ツーリズム推進協議会の団体会員である、鳥取県(星取県)とビクセンも出店をされていました。
星取県ブースでは、鳥取県から見える星空をVRで疑似体験を実施。実際に体験された来場者からは「こんなに見えるのは驚き」、「流れ星も流れて面白かった」など嬉しい感想をお伺いすることができました。これをきっかけに鳥取に出掛けて、星空を楽しんでいただくことに期待です。
ビクセンブースでは、雑貨の販売や双眼鏡を使ったワークショップ、日没後から天体観望会を行いました。望遠鏡メーカーならではの細かい部分までこだわりが詰まった雑貨が昨年と引き続き好評の様子でした。オリジナル双眼鏡を作るワークショップでは、完成した双眼鏡を持って会場内を歩くお子様もいらっしゃいました。天体観望会は曇り空だったため、スライドショーを使って星のお話会を実施。都会の限られた場所でも楽しむことができるスターパーティーが行われていました。
今回の宙フェスは、感染症対策のため制限がある開催されたのにも関わらず、来場された皆様がイベントを楽しむ姿に出会うことができました。東京ならではのコンパクトなエリア内に集結した様々な宙コンテンツを通して、さらに宙への興味が高まった2日間となったのではないでしょうか。このイベントを通して、宙グッズだけでなく、星空ツアーへ参加や星空スポットへのお出かけなど、宙ツーリズムにも関心が高まっていくことを期待します。
レポート:木原 美智子