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宙ツーリズム第3回シンポジウムレポート

「阿蘇くじゅう国立公園」

南阿蘇村・(株)REASO  久保 尭之 氏

2016年に熊本地震で橋の崩落などがあり、観光客が減少。インフラが元通りになったとしても、阿蘇に魅力がなければお客様は戻ってこない、と考えていました。阿蘇の魅力に関する調査をしたところ、国立公園の自然豊かなイメージとともに阿蘇の星空に魅力を感じている人が多いことが分かりました。これに可能性を感じ、商品作りを始めました。

南阿蘇村・(株)REASO  久保 尭之 氏

南阿蘇は世界一星空が綺麗にみえる場所ではありません。南阿蘇村の夜景や熊本市の街明かりも見えます。一方で、独自の火山信仰と農村文化があります。そこに着目し、星空だけを売るのではなく「星と花山と草原と」という物語を売れば、世界でオンリーワンのブランドになっていく、と考え、この物語を活かした商品展開をしています。例えば、星空と山岳の2人のガイドと少人数の参加者で行う濃密なツアーやコース料理が味わえるラグジュアリーなツアー、物語の入り口となるような低価格なカジュアルツアーがあります。リピーターとして物語を楽しんでくれる人を飽きさせないようなツアー作りやお客様も物語の担い手になってもらうための仕掛けを入れるなど「星と火山と草原と」という物語のブランディングをしつつ、商品を提供しています。これからは、満喫プロジェクトと事業者側が役割を明確にしつつ、お互いの事業を信じて活動することが大切。国立公園がこれまで頑張ってきてくれたからこそ、環境が整っている。それを活かすコンテンツを事業者側がやっていくべき役割であると考えます。

「スターフライデー(宙金)ツアー」の紹介

宙ツーリズム推進協議会 木原 美智子 氏

新しい金曜日の夜の過ごし方をテーマに、女性をターゲットとした新しい取組みとして「スターフライデー」を始めました。ナイトタイムエコノミーが官民一体で推進される中、金曜日の夜は飲みに行くのではなく、星を見に行きませんか、というスタンスの企画です。女性をターゲットとしたため、コンテンツには女性に喜ばれるように、宙の下で行う野外ヨガやクラフト体験を取り入れ、宿泊施設もラグジュアリーな場所を選定。そして、スターフライデーの醍醐味である星空鑑賞会も盛り込みました。また、金曜日の仕事帰りに出掛ける、ということを踏まえ、なるべく身軽で行ける宿泊日数で設定し、都内からの移動時間も長くならないように1時間~1時間半圏内のスポットを選ぶこともポイントとしました。

宙ツーリズム推進協議会 木原 美智子 氏

実際のツアーには15名の女性に参加していただきました。詳しいツアーレポートは宙ツーリズムのウェブサイトに掲載しているので、そちらをご覧いただければと思います。(https://soratourism.com/story/special/special-03-01.html)ツアーを終えて、参加者に意見を伺ったところ、「金曜発で土曜日夕方帰りなのが嬉しい」「充実した金曜日の夜になった」など嬉しい声があった一方で、「ツアー代金が少し高い」、「部屋でゆっくりする時間がなかった」など今後の課題も見つけることができました。今後は、コンテンツのブラッシュアップをしながら、スターフライデー定着に向けて試みを続けたいと考えています。

レポート:木原 美智子

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