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宙ツーリズム推進協議会5周年、これまでの実績を書籍出版や学会講演で発表

2017年11月に設立した宙ツーリズム推進協議会は昨年5周年を迎えました。(2019年6月に一般社団法人化)
これを機にこれまでの活動実績をまとめ、書籍による出版や宇宙や天文関連のイベントや学会などの機会を利用し発表しています。その代表的な事例を2つご紹介します。

書籍出版として、2023年7月に発刊された『有人宇宙学』(京都大学学術出版会)の中で、「宇宙観光」をテーマとし、宙ツーリズムの紹介と協議会の5年間の活動実績を発表しました。
協議会の縣秀彦会長、秋山演亮副会長、山崎直子副会長、荒井誠副会長により、下記の項目(『有人宇宙学』より引用)で執筆しまとめました。

Part 4 コアソサエティ
Chapter 3 宇宙観光[山崎直子,縣秀彦,秋山演亮,荒井誠]
1 宇宙観光の動向
2 宙ツーリズム® とは
3 持続可能な社会に向けた関わり
4 宙ツーリズムのマーケティング調査
5 宙ツーリズム推進協議会の事業
6 他のツーリズムとの連携
7 Space Experience Industry
8 文化としての宇宙観光

※『有人宇宙学』の詳細については京都大学出版会のサイトを参照ください。

京都大学出版会「有人宇宙学」へのリンク

次にイベント・学会での発表として、国内の宇宙関連業界で最も大きな集まりである「宇宙科学技術連合講演会」の第66回が2022年11月に熊本城ホールで開催され、「宙(そら)ツーリズム・マーケティング~“宙体験産業~宙ノミクス”という捉え方~」をテーマとして、前述の書籍と同様、協議会の会長と副会長3名の連名で論文発表しました。
内容は、宙ツーリズムを振興させるためのマーケティング視点の重要性を考察するとともに、協議会として“宙体験産業”創出を目指す方向性を示しました。
さらに、旅で食を楽しむ「宙グルメ®」や、宙に関する教育を「宙エデュケーション」の取組も紹介しました。
※論文の全文は下記PDFを参照ください。
2J08_宙(そら)ツーリズム・マーケティング~“宙体験産業~宙ノミクス”という捉え方~.pdf

今後も、協議会や会員の皆さんの活動成果について、広く発表していくことで宙ツーリズムの振興に繋げてまいります。

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