宙フェス 東京 出店レポート
11月16日(土)、17日(日)に東京・日本橋の福徳の森で宙フェスが開催されました。宙フェスは、星や宇宙柄のハンドメイドアクセサリー&雑貨やワークショップ、トークステージ天体観望会(スターパーティ)など、様々なスタイルの星や宇宙の楽しみが一堂に集まるイベントです。
毎年、京都嵐山で毎年秋に開催されている人気の宇宙イベントが東京で開催されることを受け、(一社)宙ツーリズム推進協議会も宙を盛り上げる一員として出店しました。さらに、宙ツーリズム団体会員でもある日本旅行、ビクセン、鳥取県(星取県)も出店され、各ブースに多くの来場者に足を運んでいただきました。
宙ツーリズムブースでは、宙ツーリズムの告知・PRを目的にオリジナル宙ツーリズムグッズやフライヤーの配布を行いました。他にも、宙ツーリズム推進協議会代表の縣秀彦の著書「日本の星空ツーリズム」や天体望遠鏡キットの販売を行い、代表縣もブースに立って、自ら宙ツーリズムの紹介や売り子を担当。18日には宙ツーリズムアンバサダーのKAGAYAさんにも宙ツーリズムのPRを務めていただきました。おかげさまで、用意した配布物や書籍、キットは完売することができました。
宙が好きなライト層に宙ツーリズムを知ってもらう良い機会となり、足を運んでいただいた方からの個人会員の申込みもいただくことができました。今後も、宙フェスのような対外イベントでのPRを進めていきたいと考えています。
日本旅行ブースは、宇宙をテーマにしたツアーブランド「sola旅クラブ」として出店。JAXAのロケット打上げ記念グッズやNASAのグッズから、sola旅クラブのマスコットキャラクター「そらたん」グッズを販売しました。限定のロケット関連グッズはすぐに完売するほど好評をいただきました。グッズ類だけでなく、sola旅クラブが行っているツアーやイベントにも興味を持っていただくことができました。
星取県ブースでは、星空VR体験を実施。鳥取県から見える星空を疑似体験できるということもあり、行列が絶えないほどでした。VR体験を通して、鳥取県の星空の美しさを新たに知っていただいた人も多く、「鳥取県に行ってみたい」という嬉しい声も聞こえてきました。ここでの出会いをきっかけに、関東からも多くの人が星取県へ足を運んでくれることを期待しています。
ビクセンブースでは、雑貨の販売やワークショップ、日没後から天体観望会を行いました。観望会は土日とも長い列ができるほど盛況となり、宙フェスの来場者はもちろん、たまたま通りがかった人も足を止めて天体望遠鏡を覗いていただきました。高いビルに囲まれた明るい街中でも、宙を見上げれば星を見ることができるという体験を多くの人に味わってもらうことができました。
今回の宙フェスは、京都で行われているものとは違った、東京でしか感じられない雰囲気となりました。コンパクトなエリア内に集結した様々な宙コンテンツに出会え、都会の真ん中で星を見ることができた、宙への興味が高まった2日間となりました。このイベントを通して、宙グッズだけでなく、星空ツアーへ参加や星空スポットへのお出かけなど、宙ツーリズムにも関心が高まっていくことを期待します。
レポート:木原 美智子