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星取スターナイト イベントレポート

砂丘で過ごした特別な夜のひととき

一般社団法人宙ツーリズム推進協議会は、観光庁「あたらしいツーリズム」の一環として、2020年11月21日(土)、22(日)に鳥取県鳥取市にある鳥取砂丘において、星取(ほしとり)スターナイトを開催しました。22日の夜は残念ながら雨天のため中止となりましたが、21日は天候に恵まれ合計47名のお客様にご参加いただきました。21日のイベントの様子などについてレポートします。

気分は宇宙飛行士!ローバー操作体験

21日と22日の日中はローバー操作体験会が開催されました。ローバーとは、宇宙開発において月や惑星など地球以外の天体を探査する探査車のこと。体験会では、ローバーのいる砂のフィールドを直接見ることができない位置から、PCを使ってローバーを遠隔操作し、フィールド上のゲートを通過しながらゴールを目指すという内容でした。直接ローバーの様子を見ることができないため、操作する参加者はローバーの様子を映すモニターを確認しながらローバーを動かします。2日間で6組のご家族や友人同士のグループにご参加いただきました。子供たちが一生懸命PCを操作しながらローバーを動かしている様子をお父さん、お母さんが負けないくらい一生懸命応援している様子がとても素敵でした。時には操作しているお子さんよりもお父さんなどが熱中して指示を出している光景も見られ、家族全体で楽しんでいただけているようでした。

ローバー操作体験会を担当したスタッフによると、フィールドとローバーの様子を直接見えない状態で操作することに苦労するお子様が多く、慣れないモニターの映像からローバーの位置を予測するのが難しかったのでは、とのこと。難しい分、うまく操作できてローバーが思った通りに動いたときの喜びは大きかったそうです。実際に宇宙飛行士が行っているようにローバーを操作する体験はなかなかできません。参加された子供たちは普段できない貴重な体験をすることができたのではないでしょうか。

フィールド上を移動するローバー

初めて砂丘のフィールドで実施したということもあり、準備や運営の面での苦労はありましたが、次につながる課題を見つけることができた体験会となりました。“会議室や体育館などのフィールドで行う体験会よりも、砂のフィールドで行う方が臨場感があった”とスタッフからのお話もありました。今まで以上に他天体を探査しているような近未来的光景を見られたことが、このイベントならではの成果だと感じます。

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